入国審査官の数と入国審査官の制服と入国審査官の制服着用義務

 千葉市の行政書士、田中です。

 本日2014年1月10日は寒いです。 出入国管理行政に携わる職員の数って皆さん知っています? 平成25年度で入国審査官2,089人、入国警備官1,531人らしいです。法務事務管と法務技官は全国で265人らしいです(出典:出入国のしおり 作成:法務省出入国在留管理庁)。これが多いか少ないかはわかりませんが入管の混雑具合をみていると審査官の数は足りてないんじゃないの?と思います。だったら増やせばという意見もあるでしょうが行政国家化作用という社会現象もあるので人件費を抑制しなければという観点もあるでしょう。ですから簡単に増員などというわけにもいかないでしょうね。Aを取ればBが取れない。Bを取るとAが取れない。AとBを取ると今度はCが取れない。Cを取るとAが取れなくなったりというもぐら叩きのような問題が制度を作る上では必ず出てきますので非常に難しい問題ですよね。

それはそうと、入国審査官の制服はかっこいいですね。警察の制服よりもかっこいいような気がします(気のせいか県警よりも綺麗な服装をしているような気がします。法務省のほうが県警よりもお金があるのでしょうか)。

 話は変わりますが、入管法61条の五は入国審査官は制服を着用するか証票を携帯しなければならないと規定しています。だから入国審査官は職務を執行する際に私服なら証票を持つことが義務付けられて、私服でない場合に職務を執行する際は制服を着用することが義務付けられているのですね。実務には全くもって役に立たない情報ですが知っておいて損はないかなと思います。



千葉市の行政書士

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